-設立趣意書-
組合設立の目的

海洋深層水は、低水温特性、富栄養特性、清浄性の三大資源特性を有しており、その利用技術の開発及び事業化は、海邦の国である本県において、21世紀をにらんだ環境調和型の海洋開発や地域の振興と深く関係し、非常に有望な分野であると考えられる本県における海洋深層水利用技術の実現を具体的な行動目標とする活動は、民間の中から自発的に開始された。平成4年6月より有志により海洋深層水複合利用のワークショップ、平成5年4月の共同プロジェクト発足と産官学による調査研究委員会設立、同年6月の講演会の開催、11月の調査報告書の完成、12月、これまでの活動の1つの集大成として海洋深層水研究施設の建設促進を主な活動目標として沖縄県海洋深層水利用推進協議会が設立され、県知事に要請を行った。また平成6年5月から、小規模の試験研究に供することが出来る海洋
深層水の取水技術の開発、海洋深層水の脱塩及び濃縮技術の開発、食品、医療分野での予備的な利用研究が開始された。また県の委託事業「海洋深層水研究拠点立地条件等調査」に対し海洋深層水の取水、採水等の分野で精力的な研究協力を行った。 我が国では、海洋深層水を利用して事業を運営する民間組織は皆無であり、また研究開発を指向する組織体も存在していない。
沖縄の中小企業による海洋深層水を資源とする創造的事業活動を水深する意義がここにある。 このために、高深度の海洋深層水の経済的取水技術を確立するとともに、海洋深層水の持つ清浄特性を失うことなく含有率の高い塩化ナトリウムを抽出除去し、溶存している水溶性ミネラル分の粉末化、乾燥技術開発を通じて、食品等への添加、加工方法等が有望視され開発が急がれる。 こうした観点から中小企業創造活動促進法に基づく中小企業の異業種がその個々の経営資源を持ち寄り相互に活用し、急速に進む社会変化に対処するため協同組合を設立し、責任ある組織体制により海洋深層水の開発をなお一層推進するとともに、新たに開発したその技術の成果を各社の企業経営に活かし、経営の発展の一助にする一方、伴わせて本県の産業振興発展に貢献する考えのもとに設立された。

組織及び事業の概要
(1) 名称 沖縄県海洋深層水開発協同組合
(2) 地区 沖縄県の区域とする。
(3) 事業所の所在地 沖縄県浦添市城間1985-1
(4) 組合員の資格
1清涼飲料製造業
2医療業
3セメント製造業
4船舶製造、修理、舶用機関製造業
5糖類製造業
6酒類製造業
を行う小規模事業者であること。
組合の地区内に事業場を有すること。